1月6日の横浜アリーナで初めてジャニーズWESTを見てから4ヶ月。
転がり落ちるように重岡くんの沼に墜落し、見事なまでにズブズブです。
なうが満たされてくると、やはり昔のものにもどんどん手が出るようになって、BBJの映画版DVDや少年たち、昔の少クラ映像なんかも見るように。
今日はその、2017年に重岡大毅さんを好きになったオタクが過去映像を見て思う、しげおかくんの猫とのお別れがもたらしたもの、みたいなことを書きたい。
さて。
昔の映像を見ると、みなさんおっしゃるように、今の重岡くんと別の人では?と思うほどに「アイドル」。
体つきが華奢なのもあるし、振る舞いのそこかしこの可愛らしさとか、スマイルの出しどころ、カッコつけ方、目線の置き方。
賢さはたぶんこの頃から健在。
「関西ジャニーズJr.」を背負う人材のひとりとしての自覚。
そういうものなのかもしれない。
わたしはなんだか、知らない人を見るような不思議な気持ちで。
めっっっちゃかわいい!!!!
めっっっっっっっちゃアイドル!!!!!
二次元ぐらいアイドル!!!!!
ところでこの人は今どこで何を?!?!?!←
時計を進めて、ジャニーズWESTとしてのデビュー。
なにわ侍初日ドキュメンタリーや「ええじゃないか」PVメイキング。
この頃の映像は、重岡くんのくそまじめなところというか、この人きっとめちゃくちゃ考えすぎるぐらい考えていて、見えすぎるぐらい周りが見えているんじゃなかろうか…みたいなのが、めちゃくちゃ伝わってくる。(このへんの重岡くんを知ってしまったのが死因)
重岡くんは、この人は、もしかしたらものすごく早く大人になっていたんだなぁ…
パリピポ以降の映像ぐらいからは、少しずつ、今の重岡くん。
体つきも男の人だし、それまでよりずっと率先してちょけてる。でもあんなに周りからもファンからも愛されていた重岡大毅像を覆していくのは、実はとても勇気のいったことなのではないだろうか。と、重岡くんの勇気に思いを馳せる。
そして、今。
ガチで怒られるような変顔を晒し、メンバーに悪戯を仕掛け、シリアス曲やバラードでも、幸せをこらえきれないんだ、みたいに笑う。
その反応についていろいろなことを思う方がいるかもしれないけれど、それでも、メンバーや多くのファンの方々が口を揃えて
「うちの不動のセンターは重岡以外ありえない」
と誇らしげに言うのが、わたしにはとても素敵でかけがえのないことに思う。
尊いってこういうことを言うんだなと思ったし、これが、これこそが、チーム「ジャニーズWEST」の強いところで間違いない。
というのもですよ。
不動のセンターが、他担から妬まれるどころか絶対的信頼を得ている、
しかもあんなとんでもない展開を踏まえたデビュー組の中で。
これがどれだけ奇跡みたいなことかよ!!!
(KAT-TUNというグループの乗組員として時代を駆け抜けた端くれとして)
いやーーーーすごい、とんでもない。
もとよりジャニーズWESTさんの魅力、凄み、大物感、みたいなものはそのチームワークにあると思っているわけですが、あの経験を乗り越えて、3年そこらで、この関係性の美しさは恐ろしい。
スゴイなー、なんなんだろうなー・・・と、興味深く考えていた矢先、
「しげはデビューの時にそれまで被っていた猫を捨てた」と、有力な筋(ばどさん)からの情報が入りました。
ほう・・・!!!!!
重岡くんが何を思って猫ちゃんとお別れしたのかは、誰にもわかりません。
肩の荷が降りたのかもしれないし、突然嫌になったのかもしれないし、ある夜、枕元にご先祖様が立って「猫を捨てよ」と仰ったのかもしれない。(ごめんなさい)
そしてその心のうちを知ること自体、ファンであるこちら側には必要ないことだとも思います。
重岡くんとジャニーズWESTが発信してくれる間違いのない「夢」をありがたく受け取って、同じ景色を見ていければ十分だなと。
けれども。
重岡くんの本意はわからないけれども、彼の猫とのお別れによってジャニーズWESTが得たもの、は、これは確かにあると思うんだ。
***
ここで少し、私が尊敬してやまないもうひとりの不動のセンター、亀梨和也さんの話を。
※比べる意図は決してなくて、そういう事例もあったんだな、ということで。
亀梨くんは、16歳でKAT-TUNを結成し、なかなかデビューできない苦しい時代を6人のメンバーで生き抜いて、2006年3月ついにCDデビューを迎えました。
当時、亀梨くん20歳1ヶ月。
6人とわたしたちの特別の夢だった「KAT-TUNでのCDデビュー」。
デビューまで険しい道だったなと思ったけど、本当に険しいのはそこからだった。
最初に本格的におかしいなってなったのは2010年、亀梨くん24歳。
亀梨くんはそこで、不動のセンター、KAT-TUNの看板を務める者として、「全部、自分が背負う」という道を選んだように、わたしには見えました。
ドラマ出演も誰より多く、必然バラエティへの露出もあり、帝国劇場で座長も務める。
それは傍から見てもどうやったって茨の道で、必ずしも、他のメンバーのファンから歓迎されたことばかりではなかったように思います。
(だからこの夏、ソロコンをやると決めてくれたこと、それが皆から祝福されるものであったこと、本当に奇跡のように嬉しい。生きてたらいいことある。)
それでも亀梨くんは、不動のセンターとしての責任を、亀梨くんの信じる方法で、(時に見ている方が苦しくなるほどに)ずっと背負い続けてきてくれました。亀梨くんありがとう。
だからこそ、今、KAT-TUNは3人での充電期間に入っていますが、これは本当に正解だったのだなとしみじみと思います。
というのも、わたしが言うのは本当に僭越だけれども、上田くんと中丸くんがめざましい。
元々スゴイ人達なんです、なんですけど、
今ほど「俺がKAT-TUNを守る」という気迫、みたいなものをメンバー全員から均等に感じたことはなかったから。
「夢への濃度」みたいなものが、メンバー全員の心に同じレベルで存在していること。
チームが大きな目標に向かって突き進んで行くためには、これがとても重要なファクターなのだと、KAT-TUNを見て思います。
(だから、KAT-TUNはこれからまたとんでもない伝説をつくるのは間違いないと、私は銃を握りしめながらワクワクしているよ。)
***
で、ですね。重岡くんです。
ジャニーズWESTデビューの2014年3月、重岡くん21歳。
とても頭が良くて、周りを見る能力に長けていて、
7人でのデビューに誰よりもこだわって大人と闘い、
「ジャニーズWEST」というチームに並々ならぬ愛を注ぐ、
不動のセンター重岡くん。
そんな重岡くんが「猫とお別れする」という選択をしたことで、チーム「ジャニーズWEST」の中での、てっぺんへの責任感、みたいなものが、上手に分散されたのではないか、と、わたしは思っています。
何度でも言いますが、2017年に初めてジャニーズWESTと出会った私にとってはジャニーズWESTは正真正銘の7人組でした。
万能な照史くんと淳太くん
歌の濱ちゃん
ビジュアルの流星くん
ダンスの神ちゃん
スーパー末っ子小瀧くん
そして信念の重岡くん
曲やシーンによってセンターがくるくる入れ替わることができて、誰が真ん中にいても遜色なくて、そして臆することなく「てっぺんとったるで!」と言葉にしてくれる、
ものすごい無敵感を放つ7人グループ。
ここまで来るのに、全てのメンバーとそのファンの方々がそれぞれに飲み込んだいろいろな思いは想像を絶するけれども、そこで不動のセンターが「猫を捨てた」ことの意味。その効果。
アイドルらしいこと、ビジュアルがかっこいいこと、その全部を、センターとして重岡くんが背負う方法もあったと思う。
けれどその道を選んでいたら、今のようにこんなハイスピードで7人の「夢の濃度」がピッタリ揃うことはなかったかもしれない。
どのグループのあり方も、どのグループのセンターの生きる道も、それぞれに尊くて美しいものだけど。
重岡くんの選んだセンター像がジャニーズWESTにもたらしたものは、チームとしてでっかい夢を見るために、とても大きくて大切なことだったのではないかと思います。
重岡くんが猫を捨てた本当の意図はわたしにはわかりませんが、その勇気と、その俯瞰力、冷静さが、重岡くんがジャニーズWESTの不動のセンターたる所以ではないかと。
おかげでわたしは本当に、チーム「ジャニーズWEST」が楽しみでしょうがない。
ジャニーズWESTの関係性は、決して手放しで仲良しこよし・。* 。 +゚ではない印象で、それがとても好ましいなあと思う。同じ夢を追う共同体としての自覚を持って、お互い甘やかさないんだけど、いざとなったら生きるも死ぬも一緒やろ?って当然に思っていそうなところ。
— ゆう (@omimi_kiki) 2017年4月25日
明日と明後日、最後の地・広島公演をもって、なうぇすとツアーはおしまいです。早!!
個人的には特別な思い出のツアー、もう既に寂しくて泣いてるけど、物事の終わりは次の始まり、とはまさにこのことで、24コン〜なうぇすとツアーを通じて更に力をつけた7人が次に見せてくれる夢が楽しみでもあります。
もう一度こんなにワクワクする気持ちを新しく見つけられるとは、年末には思ってもみなかった。本当にわたしの人生で特別な4ヶ月間でした。でっかい夢を、同じ濃度で並んで見ている7人がだいすきです!
ありがとう、しげおかくんの猫。
いつかきっとまたね。
(なんとなく、いつかぽっと、30歳とかになる頃戻ってくるような気がしている。)
ツアー大成功の前祝いも込めて!
次の夢のステージに向けて、徳、積む積むがんばります!!!!