Are you ready?

永遠に終わらない パーティーはこれから

Day.108:武器を手に入れた私たち。

初めに断っておきますが、こちらの記事は、東京の片隅のアラサーおたくがツイッターの140文字では飽き足らずKAT-TUNのDVDの素晴らしさを滔々と書き連ねるものです。

なので極めて主観的かつステマに近いものとなりますことをご了承ください…

 

いや本当、めちゃくちゃ素晴らしいので、KAT-TUNにちょっと興味あるとか、10Ks!気になってたけど行けなかった〜〜とかの方、

ぜひ、お買い求めください。

 

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公演当時の思いは、こちらの記事に書いたので、今回はそれ以外のことを中心に。

 

 

さて今回のDVDの何が素晴らしいかって、まず、あの日のあの場所で起きたこと、3人と5万5千人の感情の動きを3時間半で完全に追体験できるということ、だと思います。

 

今回、DVDのつくりはとてもシンプル。通常盤も初回盤も、特典映像や舞台裏、コメンタリーなどは一切ありません。

それは恐らく、公演からたった100日ちょっとで店頭に並べるという「スピード重視」とトレードオフだった一面も確かにあると思うけど、私はこれはこれで凄く良かったな…と、見た後にしみじみ思いました。

 

余計なものはいらない。

シンプル・イズ・ベスト。

 

ドキドキしたり、興奮したり、笑ったり、何度も涙したり。終わっちゃうなんていやだあ!って駄々こねてみたり。そして最後には本当に幸せな、ありがとうと大好きの気持ちでいっぱいで、3時間半前よりも確かに前向きになれる。

 

全部、あの日あの場所で体験したこと、そのままです。

 

大勝訴。テンクス。

 

 

ということで公演に立ち会えなかった方、大丈夫です間に合います。

どうぞ!

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR "10Ks!"(通常盤) [DVD]

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以下、伝えたいことの箇条書き。

 

 ■OVERTURE

これあまりツアー期間中に言及している方いらっしゃらなかったと思うのですが(言及するまでもない当たり前のことだから?わたしが無知なだけでしたらスイマセン…)イントロ、もしかして…?って思ってました。

確かめました。合ってました。

 

ピアノ曲、お客様は神サマーのOVERTUREとまったく同じ!!泣

 

道理で反射的に涙が出たわけだよ!!!くそほど見たからな!!!うわーーーん!!!

フラッグを持つちびジュと風間くんの煽りが見える!!!幻覚!!!

 

神サマーコンの、KAT-TUN登場時の口上は、

「伝説のコンサートを始めるぞーーー!!!」

だったのですよね。

 

10周年というのはCDデビューを起点にした数字だけど、メンバーも、あの伝説のコンサートをひとつの始まりと捉えてくれているのかなと思ったりして…ううう…泣(まだ本人たち登場すらしてない)

 

14年の時を経て、また、伝説のコンサートを始めよう。って。充電という未踏の戦いに入る前に、もう一度伝説を作ろうと意気込んでくれたのだとしたら、本当に本当にありがとう。

間違いなく伝説になったね。

凄いね、みんな凄い。

 

この場面だけじゃなく、今回のライブの構成演出はKAT-TUNが歩んできた軌跡へのオマージュ」が、ありとあらゆるところに散りばめられています。たぶん、噛めば噛むほど、いろんな仕掛けや伏線が張ってあるのだと思う。もうこれ完全に分析厨泣かせ。

 

過去どこかで一度でもKAT-TUNを愛したすべての人に配って歩きたい。見てほしい。

あなたたちの注いだ愛で、芽が出て、ぐんぐん育って、こんなにきれいな花が咲いたよって、伝えたい。

 願わくば、KAT-TUNだったすべての人たちにも。伝えたい。

 

KAT-TUNを好きになったこと。

KAT-TUNだったこと。

一生、誇って生きていくんだよ。

 

うううなんだか謎目線ですいません…まだ本人たち登場すらしてない…ううう…

 

■WHITE

人生何かの機会に自分の入場テーマ曲を設定できるなら絶対コレにする、マイオタクライフのテーマソング。

 

「キミが生きるこの空の下生まれて良かった」のところで、100パーセントの確率で、それなーーー!!!泣 ってなる。

今回はそれも勿論なのですが、お手振り曲だったので3人がとにかくお客さん一人ひとりの顔を確かめるようにしっかりと客席を見ていて、それがまたグッときました…でもオタクたち既に涙で顔ドロドロだから本当はあんまり見ないでほしい…

 

KAT-TUNさん特有なのか、わたしがエモみBBAだからなのかわかりませんが、このDVDとにかく、

明るい曲ほどバカみたいに泣けます。

ピスフルとか大洪水だよ……

 

■NEVER AGAIN

これこの曲、こんっっっなかっこよかった?!?!?!?

こんなオシャレでせつなカッコイイ曲をデビュー前に頂けていたことに、改めて驚きと感謝こそすれ、これは30代でこそ魅力の出る歌だなと。私はある意味MOONより色気を感じた。

  

中丸さんのうつろげな「諦めてた恋なのに・・・」

バイマジで。

目から血が出そう。

  

■映り込む団扇たち

ここ最近行っていた現場が若かったことからの反動かもしれないけれど、団扇たちにも泣かされました。

「◯◯して!」の所謂ファンサ団扇はあまり多くなくて(そもそも公式が多い?)

「10周年おめでとう」「これからもずっとハイフン」「ずっと待ってるよ!」的、メッセージ系団扇があちこちに。

 

トロッコに乗ってる本人たちの肩ごしのアングルでこういう団扇が映り込んだだけで

ウウッ・・・泣

ってなるのは自分が歳を取ったせいかな…

 

けどこれ、きっと本人たちうれしいですよね。

なんか、両思い感が、すごくいいなあって…

昔かつんの現場が戦場(ファンサ争奪戦)のようだった頃は「そんな団扇見せてもねぇ」と思っていたが(自分も10代だったので…)すばらしいことだな。

カツンもですが、カツン担の皆さんも本当に素敵だと感じられる公演です。

 

■その他

・Perfectのかめちゃんの笑顔が超パーフェクト。

・MOON笑った。果たして今更一体何に気を使う必要がww

・KISS KISS KISSが凄い好みの曲だと気づいた。フリと曲調が好きすぎる。

・本編エンドロール(舞台裏映像)のすっぴん亀梨くんにくそときめく。

 すっぴんに萌える男の人たちの心理がわかった。

・でもグレジャニはやっぱり踊りたかった(踊り厨出身)

  

上田くん

全編とにかくお目めがずーっとうるうると涙をたたえていて、うーちゃん;;ってなる。

なのに、客席に近づくたび、その目を細めて、慈愛に満ちた微笑みでファンのことを見てくれていて、たっくさん手を振って、うんうん、て頷いてくれて。

 

マジ聖母。

キリスト生まれそう。

 

ジャニウェブ連載中の龍組もすごい好きなのですが、上田くんの答えの端々に隠しきれない聖母みを感じてしまいます;;

男気と優しさと不器用さのバランスが最高です。

3人の中ではリアルでダントツにモテそう(小声)

 

「いつだって君をひとりぼっちにはさせないと誓う」この部分を聴くたびに、わたしはMステで涙を隠して後ろを向いた上田くんを思い出す。

誰も上田くんをひとりにしないし、支えるよ!ってあの時僭越にも思ったけれど、支えられているのは間違いなくわたしたちの方ですね…

 

上田くん、本当にありがとう。

ファンを愛してくれて、ありがとう。

 

中丸くん

スタライかっこよすぎか!!!

もう色気がだだ漏れてるし・・・

とにかくダンスがかっこいいし・・・

 

3人の中で一番、テンション振り切れちゃってる?て思うシーンが多い…

最後客席に降りたときはびっくりした。ミスター逆算みたいな人なのに、戻ってくる時間計算できてないところとか最高に愛しい。

 

感情の制御をはずしてくれてありがとう。泣いてくれてありがとう。

とてもマメで、ファンとの繋がりをいつも大切に思ってくれてありがとう。

「今日の思い出一生忘れない」って言ってくれてありがとう。

 

みんなだって、きっと一生忘れない。

 

亀梨くん

私は天井席でモニターすら双眼鏡で見るような有様だったのでよくわからなかったけど、亀梨くんも、何度も目が潤んで、ぐっと何かを飲み込んでいたね…

 

でもやっぱり、亀梨くんの姿でなによりも目立ったのは、笑顔。客席の歓声のひとつひとつに対するほんとに嬉しそうな笑顔。泣きじゃくる中丸くんに、しょうがねぇなぁ、って笑顔。BRAND NEW STAGEの、くるくる回る超ハッピーな笑顔。

 

そして、4thアンコールの後。

「…満足してくれましたか?」から、しばらくの間客席を見つめて、幸せ噛みしめてるような、はにかんだような、へにゃへにゃの笑顔。

 

コラーーー!!!

泣くわーーー!!!!

 

こんなに優しい笑顔ですべてを包み込む奇跡の最年少、ほかにいるだろうか…? なんだろう。アイドルというより、苦労を乗り越えて大成したアスリートの深みというか…?真の人格者にしか出せない笑顔ではないかなこれ…

 

亀梨くん、ほんとにほんとにありがとう。

みんなの歩む道を、いつも優しく照らしくれて、ありがとう。

 

亀梨くんの世界から、すべての悲しみが消え去りますように。

この先ずっと、亀梨くんを包むすべてが、優しさで溢れていますように。

  

 

KAT-TUN

わたしは、まず、このスピードでDVDを出してくれたことに感謝でいっぱいです。

 

撮影からたった3ヶ月で店頭に並べる。

スタッフの方々にもかなり負荷のかかる仕事だったのではないかと思います。

わたしたちが、上田くんとジュニアの絡みに歓喜したり、中丸くんのナイフ捌きに萌え倒したり、じぇ、じぇーけー?!PとJK?!えっかめがJKよね?!って混乱に陥ったりしている間も、ずっと、一分一秒を惜しんで制作に取り組んでくださっていた方がいたのだと思います。本当に頭が下がります。

本当にありがとうございました。

おかげで、前を向いてKAT-TUNを待とうって思うことができています。

 

KAT-TUNとして揃った姿を見なくなってから100日経って、ファンの熱量も少しずつ落ちてくることも十分有り得るこのタイミングで(でもカツン担の皆さまの自家発電力は本当に凄いのでそんなことないのだけど)私たちは、こんなふうに武器を得た。

 

これからはいつだってあの日を思い出せるんだということ。

凄く、心強い。と思った。

こんなに心強い武器はないです。

 

* 

ここまで好きにいろいろ書いておきながらとても恐縮ですが、わたしは、今回の10Ks!からの出戻りファンです。

だからかもしれないけど、10Ks!で船に乗ることを決めた人、周りで本当に多くお見かけします。

きっと、10年後のKAT-TUN史には「ごく出」と並んで「10Ks!出」が記述されるのだろうな、と思う。

 

それはなんでだろう…って考えていたのですが、今回のライブが、しんみりするだけではなくて、お涙頂戴でもなくて、誰もがすっごくハッピーな気持ちになれる、完成度の非常に高いライブだった、ということなのだな、と、DVDを見て改めて感じました。

シングル曲中心の構成だから、サビを聴いたらこれ知ってる、ってなる人も多いと思う。計算しつくされた演出はとても美しいし、それにとにかくもう楽しくって。

これからKAT-TUNを好きになる人たちにとってのKAT-TUNの原型、みたいなものが、間違いなくできたと思った。

 

これまでのどの瞬間のKAT-TUNも素晴らしく、そのときにしかない輝きを放ってきたけれど、わたしは、これから誰かにKAT-TUNを紹介するときは、まずこのDVDをぜったいにおすすめしたいと思います。

 

これが、KAT-TUNだよ!!

って。

  

KAT-TUNの皆さん、ありがとう。

大好きです。

10周年に素晴らしい贈り物をありがとうございます。

おかげで、わたしの世界は、二度も、こんなふうに輝き出しました。

 

また東京ドームで会える日を楽しみにしています。

 

いろんなことあるけど、その日まで、がんばって生きていきます。

  

伝説のライブをありがとう。

 

 

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